「荻ノ島里づくり活動連携協力協定」を締結しました

2014.5.25

日時:2014年5月25日(日)
場所:柏崎市高柳町「荻ノ島かやぶき集落地区」

〜「荻ノ島里づくり活動連携協力協定」を締結。組合員参加のもと、耕作放棄地での田植え作業を実施〜

・「荻ノ島かやぶき集落地区」は、日本でも貴重な「環状集落」様式の美しい農村集落です。これまで本地区は、近隣の公営温泉施設「じょんのび村」を拠点とする、都市・農村交流観光の一翼を担ってきましたが、地域の高齢化と人口減少により、地域資源である茅葺き民家の維持自体が困難となっています。また耕作放棄地の拡大、伝統行事の存続危機といった様々な課題に直面しています。

・新潟県まちづくり委員会は、柏崎市高柳町「荻ノ島かやぶき集落地区」の活性化に長期にわたって関わっていくことを前提に、5月25日、荻ノ島地域協議会との間で「荻ノ島里づくり活動連携協力協定」(添付1)を締結。この集落を後世まで残していくことを趣旨として、農地や集落の維持・保全に関わる活動に、地域と連携しながら取り組んでいくこととしました。

・当日は、協定に基づく最初の活動として、3年間、耕し手がおらず放置されていた田んぼを借り受け、組合員とそのご家族も参加の下、総勢35名で田植え作業を行いました(事前にまちづくり委員会メンバー7名が、地域農家の指導のもと開墾作業を実施)。まずは組合員に対し、こうしたイベントを通じて、楽しみながら、地域の課題について学び・理解を深める機会を提供することが大切だと考えています。

・今後は収穫物の販売支援、茅葺き屋根維持支援、あぜ道等の整備、伝統行事の維持支援等も視野に、地域との交流・協議を継続していきたいと考えています。


※当日の様子は日経新聞電子版5月31日版(添付2)、新潟日報5月31日版(添付3)でも紹介されました。