今年度1回目の「まち創り委員会」を開催し、具体的取り組みについて検討するとともに、まちづくり委員会代表者会議の開催報告を行いました!

2015.6.19

まち創り委員会で学び検討するメンバー

 山形県支部では、2015年6月19日に第1回まち創り委員会を開催しました。議題は、@まちづくり政策のポイントと現況の説明、A2015まちづくり委員会代表者会議開催報告の2つです。
 @については、まちづくり担当の森田常任中央執行委員より、「まちづくりとは何か」、「なぜ、取り組むのか」といった活動の意義や、他県支部のこれまでの具体的取り組み事例について説明を受けました。活発に質疑を行う一方、「まず、自分たちの住む地域について知る・学ぶ」ことの大切さを共有し、今後も引き続き、具体的な取り組みの明確化に向けて検討を重ねていくことを確認しました。ちなみに「まちづくり」ではなく「まち創り」としている点にも、今後の取り組みの思いをこめています。
 Aについては、先般、宮崎県綾町で開催された会議内容について、参加者である渋谷文男大沼労組書記長より報告を受けました。綾町は、昭和30年代末から、行政の強いリーダーシップと町民参加・町民との対話をベースに約50年にわたり「取り巻く自然環境との共存」を地域振興の方向性として堅持しながら、自然生態系農業(有機栽培農業)が全国的に有名になるとともに地域の照葉樹林がユネスコエコパークに認定されたという「まちづくり」や「地域産業振興」の先進的な成功事例となっている山間部の小さな町です。
 この事例において「労働組合が具体的に何をやれたか」という点についてはまだまだ不透明ですが、実際の成功事例ということで、大変参考になりました。