広島県支部−広島県の地域振興施策について説明を受け意見交換を行いました!

2015.7.21

広島県地域政策局の方々を囲んで委員会を開催

 広島県支部まちづくり委員会は、2か月に1回、奇数月の委員会開催という確認に基づき、2015年7月21日に第3回まちづくり委員会を開催しました。
 今回は、いわゆる「地方創生」の動きと広島県の対応について学ぼうということで、広島県庁にお邪魔し行政担当者より説明を受けました。説明者は、広島県地域政策局地域政策総務課の村上明雄課長と同局の田所一三経営企画監の2名の方々でした。まず、「地方創生」に関する国の方針や戦略の概要についてレクチャーを受けた後、広島県の総合計画と具体的な地域振興策について説明を受け、若干の意見交換を行いました。
 特に、広島県については、人口動態上20〜29歳の若い人たちが転出超過となっていることが大きな課題となっていること(大学進学期と卒業後の就職期での転出が多い)、地域振興策として@市町の定住支援、A中山間地域の地域力向上、B都市の魅力・拠点性の向上を重点テーマとしてさまざまな事業が進められていることを知ることができました。
 また、県の事業の1つである「里山・里海リレーシンポジウム」(県内の里山・里海に人を集め活性化するための取り組みの1つ/県内のいろいろなで市町で開催)について紹介を受け、まちづくり委員会として秋のシンポジウムに参加することを検討することとしました。
 人口問題だけではなく産業や社会インフラに関わる広島県の問題や課題、地域振興における県と市の役割分担や連携の状況等、聞きたいことや意見交換したいことは山ほどありましたが、時間が全く足りませんでした。学ぶべきテーマがたくさんありそうですので、今回の勉強会によりできた県行政とのパイプを活かして、今後も継続的に広島について学んでいこうと思います。