熊野古道ほか小辺路の整備作業
2017.10.14
奈良県支部まちづくり委員会は、10月14日〜15日にかけて、今年も6名で「野迫川村で道普請」(のせがわでみちぶしん)の活動に参加しました。
これは、近畿ろうきん奈良県本部と奈良NPOセンターが共催する「奈良プロジェクトすまいる」の一環で、世界遺産に登録されている熊野古道のほか、昔からの生活道を修復する作業です。これらの道は、台風や大雨の影響を受け崩れたり傷んだりするため、年間を通じて復旧・整備する作業が必要となっています。
かなり山の中に分け入って行き、古道の復旧・整備を行いますが、当日は、あいにくの雨の中での作業となりました。かなりきつい作業ですが、野迫川村やNPO結の森倶楽部の方々の指導と協力により、手際よく終了することができました。その後、ホテルのせ川で温泉に入浴し、懇親会〜村の方々との交流会となりましたが、自己紹介から始まり大変和やかに親睦を深めることができました。
「野迫川で道普請=小遍路の修復活動」に参加した仲間たち
2016.11.12
11月12日(土)〜13日(日)の1泊2日で、「野迫川村(のせがわ)で道普請」の作業に参加しました。この活動は、台風や大雨・水害等によって傷んだ世界遺産の熊野古道「小辺路」やその周辺の生活道を復旧し整備する活動です。これは奈良県のNPOが主催する「奈良すまいるプロジェクト事業」の一環として実施されており、ろうきん、全労済、労福協、野迫川村役場、大学など多彩な組織が連携しています。
奈良県支部としては昨年の10月に続き2回目の参加です。今回は、まちづくり委員会で参加者を公募し、総勢6名が作業にあたりました。
山間地でのとてもきつい作業ですが、宿泊した初日の夜には、野迫川村の村長や教育委員会課長、観光課のみなさんと野迫川村について情報交換もでき大変有意義でした。また、紅葉がとても綺麗だったこと、海外からのボランティアの人たちと交流がはかれたことも報告しておきます。
「野迫川で道普請」−活動報告&シンポジウムの様子
2016.1.30
1月30日に開催された「野迫川で道普請−活動報告&シンポジウム」に参加しました。「野迫川で道普請」とは、災害復興(台風による水害からの復興)を目的として熊野古道(世界遺産)やその周辺の生活道を復旧し整備する活動です。奈良県支部まちづくり委員会が、昨年10月、この活動に初めて参加したことがきっかけとなり、今回、シンポジウムのパネリストとして木勢常任が参加しました。
野迫川村役場からの「村の現状と課題」や「来訪者の増加の状況」等の報告、近畿労金やこの活動を主催する奈良NPOセンターからの活動報告が行われた後、各パネリストより、各組織の社会貢献活動について説明しました。UAゼンセンは「ヤングリーブス富士山の森づくりと小枝のダム計画について」と題して活動の説明を行っています。さまざまな立場の組織や人たちが、「社会貢献」=「野迫川で道普請」の活動で「ヨコのつながり」を持てたことを実感できる大変有意義な機会でした。また、今後も活動を継続し支援していくことを参加者全員で共通認識としました。